事業の繁栄

事業の繁栄

事業の繁栄はたった二つのことから成り立っている。
一つは事業を成長拡大させること、もう一つは事業を安定させること。
この二つを同時に実行して初めて繁栄発展が可能になる。
どちらが欠けても事業の持続的発展は有り得ない。

■事業の成長拡大戦略
事業の成長拡大とは、前年よりもお客様の数を増やし、前年よりも多くのお仕事を頂くこと、
そして既存のお客様から、より利益率の高い仕事を受注すること、また、自社の製品を前年よりも
多く購入頂く事、これが成長拡大の哲理である。我々の昨年のお客様が仮に100社で、
今年も100社であれば、それは維持ではなく、衰退を意味する。その100社から前年と同じ金額、
粗利益、数量しか注文を頂けなければ、我々の会社は社員の給与さえ上げることができない
ことになる。成長拡大とは、100社を200社に、200社を500社、1000社に増やすことでしか
計れない。さらに昨年より高い単価、多い粗利益で数多く注文を頂くことが非常に重要である。
一度や二度断られたくらいで諦めてはならない。ひとりひとりが成長拡大の哲理に従って行動し、
今まで以上に勇気を持って積極的に新規得意先開拓、新規事業の開発に努めて
行かなければならない。
■事業の安定戦略
事業の安定とは、同じお客様が繰り返し、繰り返し、我社(製品)を使ってくださること、
これが事業安定の定理である。
我々は、お客様の視点に徹し、お役様の良きビジネスパートナーとして、他社より
圧倒的に優れた「人財」と「サービス・システム」でお客様の利益に貢献することである。
そのためには、提案力を磨き、誠実で真心のこもったサービス・システムを創り続けて
行かなければならない。他社が簡単に真似のできないサービス・システムは、お客様を深く
理解することから生まれ、概して手間の掛かるものである。

我々は我社の成長拡大と安定を図ると共にお客様の成長拡大と安定を創造していくことが
非常に大切である。お客様の成長拡大と安定無くして、我社の成長拡大と安定もありえない
ということを決してわすれてはならない。